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中古車輸出の基礎知識

なぜ中古車輸出が伸びているのか?

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中古車輸出の環境を見てみましょう。


中古車輸出台数の推移


中古車輸出台数は、2008年では年間134万台だったのが、リーマンショックの一時的な落ち込みがあった2009年は年間67万台に落ち込みました。
しかしそれ以降、毎年右肩上がりで増加しており、底堅いニーズがあります。
このような輸出台数の増加の背景には、次の3つの理由があります。



1.走行距離が多く、年式が古い車が多くなってきた

日本国内の自動車の保有台数は、ここ10年は約7,500万台と横ばいが続いています。それに対し新車販売台数、中古車登録台数は年々少なくなってきています。
これは、長期のデフレや景気低迷、また昨今のものを大切にする風潮により、同じ車をより長く乗る人が増えてきたのが原因です。


自動車保有台数の推移


こういった多走行、低年式の車は、ユーザーの売却価格も安く、結果的に海外のユーザーにとって魅力的な価格になっています。

2.円安傾向

2013年以降、円安傾向が続いています。円安は同じ価格の車でも、海外のユーザーにとっての価格が安く見えるので追い風です。多走行、低年式の安い車が、円安でより安く、魅力的な価格になっています。

3.新興国の経済成長

以前は、中古車輸出のメイン市場はロシア、ニュージーランド等の先進国でした。しかし2008年のロシアの輸入規制の変更やニュージーランド等への輸出は減少し、その代わりにアジアやアフリカの新興国に対する輸出が増えてきました。
とくにアフリカ地域の国々は経済成長のスピードも早く、新興国に対する輸出台数は増加の一途をたどっています。

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