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カーディールページの主要輸出国 モザンビークのマプトってどんなところ?

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 こんにちは。カーディールページの長利です。ただいま、マプトにきております。

 今回は、アフリカの東海岸にあり、ポルトガル語が公用語のモザンビーク、マプトについてご紹介します。

 カーディールページにご掲載いただいた加盟店様の中には、モザンビークに輸出された方も多いはずですね。

モザンビークデータ

 まずは、どんな国かおさらいしましょう。

面積:79.9万平方キロメートル(日本の約2倍)
人口:約 2,967万人,人口増加率1.0%(2017年:世銀)
首都:マプト(人口約127万人,2017年:INE(モザンビーク統計局推計人口))
言語:ポルトガル語
宗教:キリスト教(約40%),イスラム教(約20%),伝統宗教
時差:-7時間
通貨:モザンビークメティカル(MZN)1メティカル=1.73円程度

出典)外務省HPより https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/mozambique/index.html

モザンビークの中古車輸出台数

 モザンビークへの輸出台数は年間14,000台なので月間平均1,166台です。ザンビアが年間8,000台なのでザンビアより多く輸出されていますね。

出典)日本中古車輸出共同組合位 中古車輸出統計2018年

モザンビークまでの道のり

 今回モザンビークのマプトへは、成田→香港→ヨハネスブルグ→マプトという経路で入国しました。トランジット等を含めておよそ26時間程度。日本から出発すると時間を遡る感じですので、時間感覚はマヒします(笑)

 ちなみに、私はいきなりロストバゲージしてしまったので、手荷物で着替えなどを、ある程度は持ち込みした方が良いですね。幸い翌日には届きました(笑)

 VISAは、在日モザンビーク大使館のHPによると、事前に日本で取るように書いてあります。
 しかし、実際はアライバルVISAでも大丈夫です。
 ただ、審査官の気分によってよくわからないことを言われる恐れはあるので、旅慣れていない人は日本で取るほうがベターでしょう。

マプトの交通情報

 Maputo international airportから市内までは、タクシーでおよそ20分。
 タンザニアなどにはUberなどのシェアリングサービスがありますので、それを使えばいいのですが、モザンビークにはまだ進出できていないようです。
 
 タクシー代は500MZNでしたので、865円程度です。なんとなく高い感じがしますが、ガソリンの価格はリッター 76MZNですので、131円/Lと考えると日本とさほど変わりありませんね。

 変わるのはタクシーの質です。

 タクシーで使われているのはセダンが多く、20年落ち位のカローラ・スプリンターAE110、カリーナAT212や、少し新しくなるとカローラNZE121等です。

 ほとんどの車は窓ガラスにヒビが入っておりました。おそらくガラスは現地で手に入り難いし高いのでしょう。
 ドライブシャフトもゴリゴリ音がしていますが、日本を旅立った車は、いまでも頑張って走り続けていました!

 市内の移動はどんなに交渉しても最低200MZNです。これが最低料金なのでしょう。
 マプトはダルエスサラーム等と比べても交通渋滞がひどく無く、移動は比較的快適でした。

街を走っている車

 日本車なら8年以上古い車が主流で、
 小型車だと、IST・VITZ・SPACIO・COROLLA RUNX・MARCH・FIT
 ジープタイプだとPRADO・HILUX SURF・RAV4・X-TRAIL
 などあげればきりがありませんがよく見かけます。

 どこの国でも同じですが、小型車は関税が安い事もあり一番多く輸出されておりますね。
 また、タイから輸入したものなのか、ピックアップトラックや、韓国車、欧州車など右ハンドルであれば色々な車両を見る事ができます。

 もちろんカーディールページで輸出した車も見かける事ができました



治安

 昼間の時間帯はそこまで悪くなくバリバリ歩いていてもあまり危険を感じませんが、信号等があまり無い為、道路を歩いて横切る事が多いので交通事故には注意が必要です。

 一番の問題は現地の警官の職質ですね。今回わたしも警官に止められ時間を取られました。
 ネットの情報では色々とねだられたりする様なので注意が必要です。

 何も悪い事はしていませんが、茶色い制服を着た警官を見かけたら、道を変えたり、目を合わせないことが大切ですね(笑)。気分は犯罪者です(笑)。
 街中を歩く時はパスポートを肌身離さずお持ち下さいね。



モザンビークからの送金

 車の代金の支払いですが、モザンビークからの着金はいつも時間がかかりますね。

 これは、最近銀行が厳しくなっていて、日本のセラーがInvoiceを発行したあと、バイヤーが銀行に行く前に、現地で利用する予定の乙仲業者のところに行き、政府のシステムから送金許可証のようなものを発行してもらう必要があるからです。
 それを持ち込まないと銀行は送金してくれないのです。

 この手続きに時間がかかるので、モザンビークのバイヤーに対しては、少し寛大に待ってあげてください。

 空港以外での両替商では、メティカル→USDは断られることがありました。外貨が不足しているようなので、送金が大変なのも分かる気がします。

モザンビークの食

 日本人や欧米人が安心して食べられるレストランは結構あります。
 イタリアン、韓国料理、西洋料理など色々試してみましたがモザンビークは旧ポルトガル領だった為、旧イギリス領の国々よりは見た目も味も美味しいです。

 もちろん外人価格なので価格は少し高めですが、夜は食事・飲み物含めると1,000MZN~1,500MZN程度 2500円前後位でした。

 いかがでしたでしょうか。

 車の事はあまり書いていませんでしたね(笑)

 一次のバブルのときほど車は輸出されていませんが、お金を持っている人が増えてきている印象のマプトです。
 中古車輸出の視察でアフリカに行かれる方は、マプトにも足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。

 カーディールページに掲載された車両は、当社のポルトガル語が話せるスタッフが販売できます。
 やはりその国の言語で販売したほうがスムーズに成約しますので、モザンビークへの販売なら当社にお任せください。

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